リスティヨ国家警察長官は6月16日、ジャカルタ特別州のスディルマン通りとタムリン通りに延びる自転車専用道路の解体に同意する意向を示した。今後、運輸省や州政府と調整を行っていく予定だ。
この道路は今年2月に建設されたばかり。州政府は5月下旬に、自転車専用道路は狭いと主張するロードバイク利用者に対し、指定時間帯に限り自転車専用道路外の走行を特別に許可した。しかしこれを受けて、ロードバイク以外の自転車利用者から、差別的であると批判が高まっていた。
リスティヨ長官の今回の表明は、国会第3委員会アフマド副委員長からの解体提案に対する返答であった。アフマド副委員長は「自転車専用道路は、ロードバイク、折りたたみ自転車、その他の道路利用者の間で差別を生む。」と発言していた。