保健省は16日、インドネシアへ供給された米モデルナ製の新型コロナウイルスワクチンは確保できる量に限りがあるため医療従事者のみを対象とすると発表した。すでに2回の接種を終えた医療従事者を対象に3回目の追加接種として使用される。
モデルナ製ワクチンは、世界保健機構(WHO)が主導するワクチン分配の国際枠組み「COVAX(コバックス)」を通じて、米政府から調達した。
ルトノ外相によると、米政府とは450万回のワクチンを提供することで合意。保健省の医薬品食品監督庁は(BPOM)はモデルナ製ワクチンの緊急使用許可(EUA)を出しており、11日に300万回分、残りの150万回分は15日に到着し、順次接種が開始された。