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ユニリーバ・インドネシア、上半期は15.85%減益に

英蘭系消費財大手ユニリーバの傘下であるユニリーバ・インドネシアはこのほど、同社の2021年上半期(1~6月)の決算において、純利益が前年同期から15.85%減少し、3兆400億ルピア(約2億1000万米ドル)に落ち込んだと明らかにした。

新型コロナウイルスの流行拡大を受け、国内の日用消費財(FMCG)市場の需要が落ち込んだことが影響した。また上半期の売上高は20兆1700億ルピアとなり、前年同期から7.33%のマイナスとなった。

同社は「新型コロナウイルスの流行が継続しているため、インドネシアのFMCG市場は十分回復していない。消費者は基礎的な品目において消費パターンを慎重に選んでいる段階だ」と説明した。