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一部地域で医療用酸素不足に

新型コロナウイルスの感染者急増を受け、中~重症患者が必要としている医療用酸素の不足が社会問題になっている。一部の病院では、酸素不足を理由に病院前に列をなす陽性患者の受け入れを拒否せざるを得ない状況になっているという。

リアウ州プカンバルのアシアナ・ガシンド社は、12トンの液体酸素を医療用酸素が不足している西スマトラ州に搬送することを決定した。西カリマンタン州では、隣接しているマレーシア領サラワク州とバタム島に支援を求めたと同州知事が発表した。7月22日現在、国民の間で医療用酸素不足への不安が高まっているため、医療用酸素の搬入時は警察や治安部隊が警備を行っている。

政府は医療用酸素の生産が可能な事業者に対して、優先して生産するよう命じている。また、一部の市民によって買いだめが行われていることに懸念を示し「本当に必要な人に届けるために買いだめをしないように」と呼びかけている。