カシオ計算機株式会社は、インドネシアおよびタイでの数学教育事業が、日本型教育の海外展開を推進する「文部科学省 EDU-Portニッポン応援プロジェクト」に採択されたと発表した。7月より順次、インドネシアの現地教員等と協働で、後期中等教育の生徒が関数電卓を用いながら主体的に学べる探究型授業の開発を進めていく予定。
同社は学校現場での関数電卓の普及を図る「GAKUHAN」活動をグローバルで展開しており、インドネシアでは2008年に活動を開始した。関数電卓の活用を通じて、考える力や問題解決能力の養成を重視した授業の定着を図るとともに、その延長線上で、インドネシア国内の産業人材の育成・日系企業への雇用促進を目指している。