海洋・漁業省は西スマトラ州南プシシル県の海岸の5ヶ所で、津波対策強化の一環として6300本の苗木を植林したと11日明らかにした。
同省によると、特にスマトラ島の西海岸やジャワ島南部、ヌサトゥンガラ南部、マルク諸島、パプアなどの海岸は、津波による甚大な被害を受ける可能性が高いため、地域住民の命を守るために植林を行ったと説明している。
またこのようなグリーンベルトを用いた津波対策は、環境や経済の両面から効果をもたらすと考えられており、砂浜の基盤など地域の状況を考慮して被子植物科の「モクマオウ」が使用された。