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プロボリンゴ県の知事、村長職を売買した疑いでKPKが身柄を拘束

8月31日、汚職撲滅委員会(KPK)はプロボリンゴ県のププ・タントリアナ・サリ知事の身柄を拘束し、KPK内の拘置所に勾留した。

同県での村長職を希望者に2000万ルピアで売買し、土地の賃借料などの賄賂を要求した容疑。KPKは村長職の売買に関与したとして計22名を容疑者に認定しており、うち贈賄容疑が18名、収賄容疑が4名。

ププ容疑者の夫で、同容疑者が知事に就任するまで2期連続で同県知事を務めていたハサン・アミヌディン容疑者も収賄の容疑で身柄を拘束された。KPKの調べによると、ププ容疑者は夫であるハサン容疑者の指南を受け、村長職就任の条件として金銭の授受を要求していた。条件は2000万ルピアの資金提供のほか、土地1ヘクタール当たり500万ルピアの賃借料を現金で支払うことであったとみられる。