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消費者信頼感指数、100下回るも回復

インドネシア中央銀行はこのほど、9月の同国の消費者信頼感指数が95.5となり、8月の77.3から上昇したと発表した。消費者信頼感指数は100を超えると「楽観」、100を下回ると「悲観」となる。9月は100を下回ったものの、この期間に新型コロナウイルス対策の移動制限措置が緩和されたことからモビリティが高まり、経済状況に関する信頼感は強まっていることが中央銀行の消費者調査によって示された。

地域別では、すべての都市で消費者信頼感指数が改善した。中でも消費者信頼感指数が最も高かったのは、西カリマンタン州ポンティアナックで、次いで西ジャワ州バンドン、南スラウェシ州マカッサルと続いた。

一方、所得別で消費者信頼感指数が100を超え「楽観」となったのは、500万ルピア以上の所得グループだけで、101.2だった。これに対し、100万~200万ルピアのグループは100を下回り「悲観」となった。