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コロナ経口薬40万錠を調達 第3波に備え

ブディ保健相は16日、米ファイザー製の新型コロナウイルスの経口抗ウイルス薬「パスクロビド」40万錠がインドネシアに到着したと明らかにした。パスクロビドは2月にも追加供給される予定で、感染拡大第3波のピークになると予測される2月中旬までに薬が準備ができる見込み。また国内での製造計画についても言及し「予定では3月から4月にインドネシアで製造されるだろう」と述べた。

パスクロビドの販売場所については、医師の処方箋があればどこでも入手できるよう、病院や保健施設だけでなく薬局でも取り揃える方針である。

以前に、米食品医薬品局(FDA)はファイザー製パスクロビドの緊急使用を許可した。パスクロビドは軽度から中程度患者向けの初めての経口抗ウイルス薬で、入院患者や死亡リスクの高い患者にも使用できる。12歳以上への投与が推奨されている。