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専門家「97%がオミクロン株」との試算

疫学専門家のディッキー・ブディマン氏(オーストラリア・グリフィフス大学)は、インドネシアの新型コロナウイルス新規感染者のほとんどがオミクロン変異株による感染で、ほぼ完全にデルタ株と置き換わったとの見解を示した。同氏は、感染者全体の97%はオミクロン株による感染との試算を公表しており、ジャワ島が感染の震源地となっていると指摘している。

また、すでにインドネシア国内に流入しているオミクロン株の亜種「BA.2」についても言及し、オミクロン株による感染者は特にワクチン接種済の場合比較的軽症になることが報告されているものの、デルタ株はじめ既存株との交配による新たな変異株や派生株の発生が危惧されると述べた。

新型コロナウイルスは通常の風邪ウイルスと比べものにならない感染拡大スピードを有するため、注意を怠らないよう呼びかけた。