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政府 新教育体制を発表 

ナディム・マカリム教育・文化・研究・技術相は11日、コロナ禍の学習の遅れを回復させる取り組みの重要な鍵になるとして、新たな教育体制「ムルデカ・カリキュラム」を発表した。

インドネシアの教育は従来、高校2年生からIPA(物理学や自然科学)、またはIPS(社会科学系や語学)のどちらかを選択する義務があり、主にIPAがより専門的で学力向上に力をいれるシステムになっているが、今後は生徒が学びたい科目を自由に履修できるようになる。

ナディム氏は、新教育体制の利点として、生徒の勉強に対する意欲、自立心を高めること、教師が生徒の達成度や能力に合わせた指導ができることを挙げている。また学校現場においては、その学校や生徒の特徴に合わせた学習と開発を管理する権限が与えられおり、イスラム教の学校を含むすべての高校で旧教育体制の継続、または新教育体制の導入が選択できる。