公共バスのトランスジャカルタでまた事故が相次いでいる。
北ジャカルタのタマン・スタシウン通りで8日、停車中のバスの後ろを歩いていた歩行者が、発車したバスに巻き込まれ死亡した。11日には、東ジャカルタのラデン・インテン通りの交差点でバスが信号機に突っ込み、車両前方が大破した。この事故による被害者は出ていない。
運輸評論家のアザス氏は、改善が見られず事故が多発するのはマネジメントに問題があるとして、経営陣を一掃し立て直しを図るようアニス・バスウェダン州知事への提言書をまとめた。
昨年の事故件数は508件報告されており、トランスジャカルタを運営するトランスジャカルタ社は「速度規定を設け、再発防止を図る」と12月に声明を出していた。