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新大統領令を公布 土地売買から巡礼までBPJS加入が条件に

ジョコ・ウィドド(通称ジョコウィ)大統領は2月20日、社会保障(BPJS)の健康保険部門に関する大統領令(2022年1号)を公布した。土地の売買、免許証や車両登録番号証(STNK)、無犯罪証明書(SKCK)の取得、ハッジ(大巡礼)やウムロ(小巡礼)の参加においてBPJS保健の加入を条件とし、3月1日から施行される。

これに関してガジャマダ大学社会政策部のガブリエル・レレ教授は、社会保障に関する権利義務関係を構築するための政策と見解を述べた。しかし、ガブリエル氏は、経済的に加入が難しい国民にとって負担であること、また地方政府が加入者と未加入者のデータ化を図ることが困難だと指摘している。

BPJSは2014年1月から開始された社会保障で、国民全員に加入義務を定めた国民皆保険が原則となっている。また6ヵ月以上滞在する外国人にも加入義務が課される。