インドネシア国家警察交通隊は3月27日、高速道路の数カ所で「速度違反自動取締装置」を増設し、速度違反の取り締まりを強化すると明らかにした。4月1日から適用される。
現在、東ジャワ州からジャカルタ間の高速道路では同装置が5台設置されているが、新旧ともに詳しい設置場所については言及されていない。違反対象となる速度は時速120キロ以上で、違反があった場合、警察は検知された車両の所有者を割り出し「交通違反通知書」を送付。違反者に罰金が科されるしくみになっている。
交通・道路輸送に関する政令「2013年第79号」で、市内の高速道路の法定速度は時速60~80キロ、郊外では時速60~100キロと定められており、運転手は設置された交通標識に従って速度を守る義務がある。