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アニス知事「目に見えない成果に注力を」首長会議で訴える

ジャカルタ特別州のアニス・バスウェダン知事は3月28日、同州に所在する各県知事・市長がオンラインで集う開発計画会議に出席し、これからの都市開発のあり方について、目には見えないが都市の安定性に大きな影響を与えるような開発の計画策定を呼びかけた。

アニス知事は「市民は写真に撮ることができないものを求めている」との見解を示し、その例として平和、調和、幸福など目に見えない部分の実現に注力することが大切であると述べた。また、首都移転後もジャカルタはインドネシアにおける世界の玄関口であり続けると語り、都市開発の重要性を訴えた。

同会議では、同州政府が策定した10項の2023年都市開発目標を発表した。10項には社会保障、公共サービスの向上、男女共同参画、教育格差の是正、健康促進、経済成長、デジタルトランスフォーメーションとスマートシティ開発の加速、雇用機会拡大、低炭素開発、インフラ開発が含まれる。