インドネシア事業に関する無料相談はこちらから

国営メルパチ航空が破産

スラバヤ商事裁判所は7日、国営航空会社のメルパチ・ヌサンタラ航空の破産を宣言した。

メルパチ航空は2014年に運行を停止し、2015年には航空会社が事業を行うのに必要な航空運送事業許可(AOC)が取り消しとなっていた。

2018年11月にスラバヤ商事裁判所が承認した和解計画では、従業員の退職金を含む第三者への支払いは営業再開後に行われることで合意していた。しかしその後に資金提供を受けることができず、今回、商事裁判所がこの和解計画を取り消したことで、解散に向けた法的手続きに入ることとなった。

同社の2020年の監査報告書によると、ネガティブ・エクイティは1兆9000万ルピア、負債は10兆9000万ルピアに及ぶ。