ジャカルタ特別州の南に位置する西ジャワ州ボゴール県では、県内にある35の村で未だにインターネットが不通であることが明らかになった。本来、これらのエリアはジャカルタ特別州をカバーしている通信衛星の通信範囲に含まれる。ボゴール県の中でも比較的都市部に近いエリアではインターネットが開通しているが、都市部から離れると電波が弱くなり通信の確立が難しくなる。
ボゴール県政府の情報通信局長を務めるバユ・ラマワント氏は20日、これらの(インターネットが不通の)村では経済成長や情報公開の時代の恩恵を享受できていないとの見解を示し、同局は情報通信省への協力要請を含め、一刻も早いインターネット開通に向けて取り組みを進めていると述べた。