北スマトラ州北タパヌリ県ムアラ地区のトバ湖観光地で18日、森林火災が発生し、1人が死亡した。
火災は延焼が続いていて、18日午後の時点で山間部の50ヘクタールを焼き尽くした。地元当局は森林火災の発生現場に消防隊を派遣したが、丘陵地帯の地形と装備の不足が課題となり、火災の鎮火に難航している。消防隊のほか、警察、軍、地元の災害対策本部が消火活動に参加し協力している。
北スマトラ州林野局のヘリアント局長は取材に対して、消防隊員から火災はさらに森林地帯に拡大する可能性があり、現在は東側の隣県に向かっていると報告を受けたと述べている。
この火災により、地元のナタール・シマレマーレ氏(50)が死亡した。目撃者は、同氏が炎と戦っている間に足を滑らせ、死につながったと警察に証言している。