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インドネシアとイスラム教

世界最大のムスリム人口を抱えるインドネシアは、国民の約9割がイスラム教徒です。イスラム教は世界的な宗教で、ユダヤ教、キリスト教の流れをくむ一神教。予言者ムハンマドが神から啓示を受けたことで始まったと言われています。

プチ☆イスラム教ヒストリー

インドネシアへは13世紀に渡来し、北スマトラに最初のイスラム小王国が成立しました。「海のシルクロード」とも呼ばれる海の交易ルートを通じて、アラビア半島からインドを軽油して東南アジアに渡ったと言われています。

イスラム教とは…
「イスラーム」=アラビア語で“神に帰依すること”
「ムスリム」=イスラム教徒のこと。“神に帰依する者”
モスクの様子

イスラムがわかる5つのポイント

ポイント1. 六信五行

イスラム教の信仰では「六信五行」を重視。

「神」「天使」「啓典」「使途」「来世」「定命」=六信(信じることを求められる)
「信仰告白」「礼拝」「喜捨」「断食」「巡礼」=五行(ムスリムが行う必要があるもの)

ポイント2. ジルバブ

ジャカルタでは多くの女性が被るスカーフのこと。「ヒジャブ」とも呼ばれます。着用は本人に任されているので、多様です。ジルバブとワンピース・ジャケットを上手く合わせてファッショナブルにハイヒールで闊歩するムスリム女性にもよく出逢います♪ みんなお洒落です!

カラフルなジルバブの装い

ポイント3. 断食・禁忌

年に一度1ヵ月間の断食のときにはムスリムの近くで日中飲食をするのは失礼なので、避けましょう。私は見えないところで飲んだり食べたりしています。また、豚を食べるのもNG! アルコールを避ける習慣があるので、お酒も飲みません。街中のお酒販売も制限アリ。コンビニにも売っておりません…涙。

ポイント4. 祈り・巡礼

ムスリムは1日5回お祈りをします。きっと現地の人と一緒に働いたり交流していると、宗教的慣習を尊重することが求められます。オフィスビルに礼拝堂があり、モスクからはお祈りの合図「アザーン」が聞こえてきます。(私は時計代わりに聞いています笑)あれ?デスクにいない!というときは、大抵お祈りタイム。お祈りの時間を確保する配慮もインドネシアで暮らしていれば必須です☆

メッカ巡礼「ハジ」で長期間お休みを取るムスリムもいます。

ポイント5. ハラルフード

「許されている」という意味をもつアラビア語「ハラル(Halal)」。イスラム法の教えに乗っ取ったモノです。逆に乗っ取っていないモノは「ハラーム」。ムスリムは「ハラール(イスラム法で許されたモノ)」に沿ったカタチで処理されたモノを食べます。その食物を「ハラールフード」と呼びます。豚肉以外でも正しい屠殺をされてなければ食べるのはNG! 正しい処理をされた食べ物はハラルマークが付いているので判別は簡単です♪

缶詰についたハラルマーク

インドネシアにおけるイスラム教

広大な国土を持つインドネシアは宗教的な多様性があるので、政府は各宗教を尊重しています。それが、初代大統領が1945年に憲法として定めたパンチャシラ(建国五原則)

パンチャシラ(建国五原則)
国民は唯一神の信仰が求められ、イスラム、カトリック、プロテスタント、ヒンズー教、仏教、儒教のどれかに属することが必要なのです。多様性ある国家だからか、インドネシア人ムスリムの信仰度合いは人それぞれ。厳格な人もいれば、あまりこだわらない人も…。なので、「ハラルフード」に対してこだわりがそれほど深刻じゃないのが現実。ジャカルタ市内にあるレストランでは「ハラル認証」を表記しているところもあれば、「NO PORK」と表記しているだけのところもあります。
豚肉を使っていないことをアピールする店員
厳格なムスリムは「豚肉を扱うレストランには絶対いかない!」「豚肉を食べる人と同席したくない」という人もいるので、要注意です。