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西カリマンタンの金鉱山で地滑り 7人死亡

西カリマンタン州の違法金鉱山で15日、この地域を襲った豪雨により地滑りが発生し、むき出しの丘の中腹で金の採掘をしていた推定20人が生き埋めになり、そのうち7人の遺体を収容したと地元当局が発表した。

ベンカヤン県ルンバー・バワン郡のアドリス氏によると7人が死亡、5人が負傷し、その他の人はまだ見つかっていないという。事故は15日に発生したものの、人里離れた場所のため情報がすぐに伝わってこなかったという。

地元警察は、回収した遺体のうち4人の身元を確認したと述べ、地元住民や犠牲者の家族の協力を得て他の犠牲者の捜索を続けている。また、警察は地滑り被害の現場から160キロ以上離れた最寄りの都市ポンティアナックから救助隊がまだ到着していないと述べている。捜索には1週間かかる見込みだが、雨が続けばさらなる地滑りを避けるため捜索を延期せざるを得ないとも述べている。