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ジャカルタのコロナ専用施設、年末に契約期間終了

ジャカルタ特別州の新型コロナウイルス感染症専用の緊急病院・隔離施設「ウィスマ・アトレット」の契約期間が、2022年末に終了する。

中央ジャカルタ、クマヨランにあるウィスマ・アトレットは、2018年のアジア競技大会の際に選手村として使用された宿泊施設。住宅団地のようにいくつかの棟があり、そのうち4棟を病院や隔離施設としての機能させるため、公共事業・国民住宅省と国会災害対策庁との間で2022年12月末を貸与期限とする協定を締結していた。

公共事業・国民住宅省は、緊急病院としての役割を終えた後のウィスマ・アトレットの活用方法や、使用後の損害の修復等について検討しているとし、詳細は明かさなかった。

また、ここで勤務していた医療従事者271人とボランティア350人については、まだ従来通りの医療サービスの提供を続けているだけで、契約についての指示は出ていないという。