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急性腎不全の死者数が195人に増加

保健省は7日、このところ急増している国内の急性腎不全の症例が6日時点で324件となり、死亡例が195人に増加したと報告した。致死率は60%となる。最近では治療薬246本をシンガポールやオーストラリア、日本などから寄付され、大きな成果を出している。

保健省によると、症例は28州で確認され、27人が入院中、102人がすでに回復した。死亡者195人のうち60人が1~5歳未満で最も多く、次いで11~18歳が29人、1歳未満が23人、6~10歳が17人となっている。

28州の病院から提出された患者の血液検査や尿検査の結果を参照すると、エチレングリコールやジエチレングリコールによる中毒によって引き起こされたとみられる腎臓の異常が発見されているという。