インドネシアの電子商取引(EC)サイト大手のブカラパックはこのほど、同社の2022年第3四半期(7~9月)の売上高が8980億ルピア(約570万米ドル)となり、前年同期から86%増加したと明らかにした。アロ・バンクへの投資が業績を押し上げたという。
ブカラパックは「四半期ごとの持続的な収益の成長に続く形で、わが社はコストを縮小しつつ収益を確保し、利益率の確保を実現した」と説明した。
総取引高(GMV) を業績の指標とする企業が多い中、ブカラパックは総決済額(TPV)を業績評価に用いている。第3四半期の同社のTPVは41兆3000億ルピアとなり、前年同期から32%増えた。
ブカラパックの2022年1~9月の売上高は前年同期から92%拡大し、2兆5000億ルピアとなった。