国家災害対策庁（BNPB）によると、11月21日に西ジャワ州で発生した地震の影響で6万2千人以上が避難生活を送っている。頻回な余震の発生と雨季による降雨、地形などによって一部地域では4輪車での救援物資輸送が難しくなっているため、国家警察は11月27日からオフロードバイクでの物資輸送を開始し、対象地域となったチュグナン郡とナグラック郡に生活必需品（スンバコ）、テント、毛布、仮設ベッド、調理用品などを届けた。
家屋が倒壊し住むところを失った被災者も多く、政府や民間団体から避難所へ救援物資が順次届けられているが、テントや食料品が不足している。国軍も被災地に支援拠点を設営し、炊き出しを行うなど支援を続けている。
