11月21日に西ジャワ州チアンジュール県付近でマグニチュード5.6の地震が発生してから、人命救助のタイムリミットとされる「72時間の壁」が経過する11月24日、ジョコ・ウィドド(通称ジョコウィ)大統領は現地に赴き会見を行った。
ジョコウィ大統領は、現地で捜索・救助・避難を指揮する国家災害対策庁(BNPB)などから成る合同救助隊から現状の説明を受け、24日正午の時点でチアンジュールではまだ39人が行方不明になっていると明らかにした。被災者の救出を第一優先事項とし、懸命の捜索活動を行っているものの、いまだに余震が続く中、降雨もあり、がれきを撤去しながらの救出活動は険しい状況となっていると述べた。