ジョコ・ウィドド大統領は5日、11月21日に西ジャワ州チアンジュール県で334人の死者を出した地震で最も大きな被害を被った地域の住民のために、耐震住宅1800棟を建設すると明らかにした。
大統領は二度目の視察を行い、最多の死者と建物の損壊に見舞われたシルナガリ村で「この村でまず200戸の耐震住宅を建設し、その後、その他の地域でも1600棟を建設する予定だ」と語った。丘の斜面に位置し、地震による地滑りの危険に常に晒されているチュグナン郡の住民が優先されるという。
チアンジュール県の統計によると、この地震で8100棟以上の住宅、525棟の学校、269棟の礼拝施設、14棟の医療施設、17棟のオフィスビルが倒壊したという。また、約3万棟が軽度から中程度の被害を受けた。政府は、全壊した家に5000万ルピア、中程度の被害を受けた家に2500万ルピア、軽微な被害を受けた家に1000万ルピアの資金援助を約束した。