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スメル山が噴火 2500人が避難

ジャワ島最高峰のスメル山(標高3676メートル)で4日、大規模な噴火が発生した。国家災害対策庁(BNPB)によると、11ヶ所の避難所に合わせて約2500人が避難している。

同日朝までに、高さ1000メートにおよぶ噴煙が確認された。また火砕流は火口から19キロ超の地点に到着。最も被害を受けた東ジャワ州ルマジャン県チャンディプロ郡スンブルウル村では、集落の家や施設が灰に埋もれ、橋が崩落した。この橋は昨年同日に発生した噴火でも断絶し、5ヵ月前に再建されたばかりだった。

火山地質災害対策局は、火口など危険な場所に近づかないよう呼びかけている。また当局は、警戒レベルを4段階中で最も高い「レべル4(危険)」に引き上げた。