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2022年グーグル検索ランキング 若者の流行を反映した言葉がランクイン

インドネシアの2022年Google検索ランキングが発表された。コロナ関連のトピックが並んだ前年と比較し、どのような変化が見られただろうか。

急上昇ランキングでは「bestieとは何」が1位となった。bestieとは英語のベストフレンドから変形した言葉で、今年初めにSNSでスラングとして広がった。2位はジャカルタのドゥク・アタス駅近辺に自然発生した若者の集まりを指す「チタヤム・ファッション・ウィーク」という言葉で、横断歩道をランウェイにみたててファッションを楽しむ現象が6月頃に大流行した。3、4位は「今日の地震」「G20」と国の災害や国際イベントが続いた。5、6位は「Deep talk」「Love language」で英語関連の言葉。7〜10位は「月食」「BLT BBM(燃料現金給付)」「NFT(非代替性トークン)」「急性肝炎」と社会的なトピックが続いた。

国の出来事ランキングでは「食用油」がトップとなった。年初は価格高騰が世間の関心ごとであったが、次第に業界の組織的な問題やパーム原油の輸出禁止にまで発展した。2位は「気候変動」で、4月22日のアースデイにグーグルが気候変動をテーマとしたロゴを掲載したことで人々の関心を集めた。3位は急上昇ランキングにもあった「今日の地震」で、11月のチアンジュール地震は多数の犠牲者を出した災害のひとつとなった。4位は「オミクロンの症状」。5位はサッカーの試合後の暴動で100人以上が亡くなったスタジアムの名称である「カンジュルハン」が入った。

映画ランキングでは、観客動員数最多記録を更新したインドネシアのホラー映画「KKN di Desa Penari」が検索トップとなった。
有名人ランキングでは、SNSでダンドゥットを歌う動画が広まったドイツ在住のインドネシア出身女性「Bunda Corla」が1位となった。