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ソプタン山が噴火 北スラウェシ州

北スラウェシ州で16日深夜1時頃から早朝にかけて、ソプタン山(標高1784メートル)が3回噴火し、噴煙の高さは最大7000メートルまで達した。
国家災害対策庁(BNPB)は噴火警戒レベルを4段階のうちレベル3(警戒)へ引き上げた。火山地質災害対策局(PVMBG)は、住民に山頂から半径4キロメートル以内に入ることを禁止し、特に南西側は火砕流に警戒するよう呼びかけている。
地方災害対策局(BPBD)は、降灰地域の住民らの要請に応じ肺や器官を守るためのマスクを配布した。また今のところ、サム・ラトゥランギ国際空港を離発着する航空機に影響はないとみられているが、国営アンカサプラは今後ソプタン山の最新情報を注視するとのこと。
ソプタン山は観測が始まった1785年から40回以上も噴火を繰り返しており、最近では大きな被害を出したスラウェシ中部地震の発生から1週間足らずで噴火したことで知られている。