11日夜から12日早朝にかけて、東ジャカルタ区チルチャス警察署へ約200人の男が押しかけ、建物に放火したうえ公用車17台を破壊する事件が発生した。チルチャス警察によると、同署管轄のチブブルの駐車場で発生した暴行事件の捜査に不満を持ったインドネシア国軍の兵士が暴徒化した可能性があると見て捜査を進めているという。
事の発端は10日、海軍兵士2人と陸軍兵士1人が駐車場係員らから暴行を受けて入院。インドネシア国軍は同署に対し、事件の捜査と犯人を早急に逮捕するよう求めていた。
また12日午後には、軍人に暴行を加えたとされる駐車場係員の自宅に20人以上の男らが押し寄せ、自宅を破壊した。襲われた家族の証言によると、男らは駐車場係員を探しながら室内を荒らし、自宅にいた家族は恐怖で何もできなかったという。全員が普段着を着用しており目立った外見の特徴はなく、男らの身元は判明していないとのこと。
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