バリ島ヌサドゥアの海岸線沿いに展開する5つ星ホテル「ムリア・リゾート」で、至近にあるビーチ（パンタイ・ググル）に配置されたホテルのセキュリティースタッフが、地元観光客に立ち退くよう指示していたことが明らかになった。
サンディアガ・ウノ観光・創造経済大臣は9月11日、本件を受け、インドネシアの観光地はローカル・コミュニティーの参加を促すものでなければならず、排他的であってはならないとの見解を示した。
法律ですべてのインドネシア人がインドネシア国内にあるすべてのビーチを利用できると定められていると強調し、ビーチは公共施設と位置付けられているため、当該地域の秩序とルールを順守している限り何者もそのアクセスを制限することはできないと述べた。この出来事は、9月4日にビーチを訪れた地元観光客がホテル従業員から追い払われた状況をティックトックに投稿したことで拡散され、議論を呼んだ。
