5/14-15 チカラン・ジャカルタで交流会開催!詳細はこちら

ラマダン前に食品価格が前年比8.47%上昇

ラマダンが近づくなか、2月の食品価格が前年比8.47%上昇し、食品価格高騰に直面している。中央統計庁(BPS)によると、この上昇は2022年9月以来の高水準で、米や唐辛子、卵、鶏肉、食用油などの高騰が原因と考えられている。

BPSのハビブラ氏は、「特に米がインフレをけん引している。」と述べた。米の平均小売価格は、エルニーニョ現象や一部の米生産国が導入した輸出規制が影響し、2月には1kgあたり15,157ルピアに達し、前年比18.41%増加している。BPSは2024年1月から4月までの米生産量が前年比17.54%減少すると予測している。専門家は、3月、4月のラマダンとイドゥル・フィトリ中に、季節性要因により食品価格がピークに達する可能性があり、ヘッドラインインフレが3%に近づくと予想している。

2月の消費者物価指数(CPI)上昇率は2.75%で、1月の2.57%よりもわずかに上昇している。