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バリ空港11日朝から24時間閉鎖 ニュピで

バリ州ングラライ国際空港は、ヒンズー教の正月にあたるニュピを迎えた11日、現地時間の朝6時から24時間、すべての空港施設を閉鎖した。乗客や関係者以外の立ち入りも禁止し、国内線の乗客244人、国際線の乗客204人は、ホテルで待機した。同空港のジェネラルマネージャーのハンディ氏によると、ニュピの日の空港閉鎖は毎年行っており、航空従事者へは2カ月前に周知していることからも、大きな混乱はなかったという。

ニュピは太陽と月のサイクルを組み合わせたサカ暦の新年で、ことしは1946年になる。労働、外出、灯火の使用、殺生などが禁止され、バリ島に住むヒンズー教徒だけでなく、他教の信者、在住外国人、観光客などすべての人に適用される。