国営プルタミナ社の海運子会社PT Pertamina International Shipping(PIS)社は、新たにLPG(液化石油ガス)を輸送する2隻の大型タンカーを導入し、東南アジアでのLPG輸送においてトップクラスの地位を強固なものとした。
この2隻は国際線での貿易を目的としてLPGと石油化学製品を輸送するという。各タンカーの全長は約300m 、容積は91,000㎥で世界最大の造船所の1つである韓国のハンファオーシャン社で製造された。9日に韓国で進水式が行われ、国営企業省長官や在韓インドネシア臨時代理大使、PIS社幹部などが出席した。
2隻の追加でPIS社が所有する大型LPGタンカーは合計で7隻となり、東南アジアでは最多となる。2隻は今月にアメリカのヒューストンから初出航し、国際線で運航する予定だという。