金融サービス庁(OJK)はBTN銀行における顧客の資金紛失容疑に関する報道に反応し、法外な利益を提示する投資の勧誘に簡単にだまされないように国民へ呼びかけた。
OJKは、今回銀行側に過失があれば銀行に責任を取る義務があり、OJKが制裁を課す可能性もあるとした一方、過失が顧客側にある場合には紛失したとされる資金は補償されないとした。OJKは現在この事件を調査しており、すでに17人の顧客を呼んで事情を聞いているという。
偽の投資話を回避する方法として、法外な利益の約束に簡単に魅了されないこと、合法であるか確認すること、所有の書類と取引の証拠を保管すること、投資を勧誘する怪しい人物を簡単に信用しないことをあげている。また金融サービス機関へ問い合わせることで、その投資商品が本物で合法であるかを確認できるとした。