インドネシアは、世界経済フォーラムの最新の旅行と観光発展指数(TTDI)で大幅にランクを上げ、世界22位となった。前回(2019年)から14位上昇し、周辺国のマレーシア、ベトナム、フィリピン、タイを上回った。TTDIは旅行および観光セクターの持続可能な発展に寄与する要素や政策を基に119の国と地域を評価しており、7段階評価で7が最高のスコアで、インドネシアの総合指数スコアは4.46であった。
インドネシアは特に価格競争力や資源面で高評価を得ており、価格競争力のスコアは5.44、資源スコアは6.03に達している。一方で、旅行と観光への開放性や、ビジネスや医療観光などの非レジャー旅行資源のスコアは改善の余地がある。
サンディアガ・ウノ観光創造経済相も外国人観光客誘致の課題としてビザ要件や島間の接続の不足を指摘している。