入国管理局は、2024年12月15日までに外国人旅行者による国境通過件数が前年比16%増の2,450万件に達したと発表した。このうち入国者は約1,230万人、出国者は約1,220万人で、前年の総入国者数1,168万人を上回っている。1月から10月の外国人入国者数は20.5%増の1,157万人で、8月が最多の134万人であった。主な入国経路はバリのングラライ空港とジャカルタのスカルノ・ハッタ空港で、全体の89.92%を占める。主な来訪国はマレーシア、オーストラリア、シンガポールからである。
外国人滞在許可の発行数も急増しており、訪問滞在許可(ITK)は前年比31倍以上の900万件、一時滞在許可(ITAS)は前年比40%増の25万9944件、永住許可(ITAP)は3倍の6437件となった。入国管理局はeゲートや電子ビザなどのデジタル化を進め、利便性と透明性を高めている。