国営鉄道会社クレタ・アピ・インドネシア(KAI)は、首都圏で運行するLRT(軽量高架鉄道)の昨年12月31日〜翌1月1日の利用者数が前年同時期の132%となる15万6千人であったと発表した。12月31日が約9万2千人、1月1日には約6万4千人が新年を祝ったり旅行などの目的でLRTを利用したという。
同社は、年越しなどの特別な時期にはLRTが重要な役割を担っているとし、利用者数の増加は人々のLRTへの信頼の高まりを示しているとした。
特に乗り換えに便利な駅が多く利用され、ドゥク・アタス・BNI駅は市内と空港を結ぶ空港鉄道、MRT、トランスジャカルタの駅へのアクセスが良いため、同駅で乗降する利用者は3万人を超えた。他の交通手段への乗り換えアクセスの向上がLRT利用者数の増加に拍車をかけているとしている。