バリ島のブレレン県に新しい観光名所「トゥリヤパダ・タワー」が誕生した。同タワーの建設当初の目的は、バリ島の山岳地帯の通信ネットワークを改善することにあったが、観光地としての可能性が見出され、地上デジタル放送、ラジオ、携帯電話に必要不可欠な電波を発信する通信塔であるとともに、テクノロジーx教育x自然の美しさを融合した現代的なレクリエーション&教育施設としての開発が進められた。現在は第1期工事が終了し、施設の一部のみが一般公開されている段階にあり、プラネタリウム、アクセスルート、駐車場、庭園エリアの改良を含む第2期工事は2025年7月に完了予定とのこと。
海抜1,636mの高さに堂々とそびえ立つ「トゥリヤパダ・タワー」からは、緑の丘、ブヤン湖、遠くの街の景色を含む360度のパノラマの景色を眺めることができる。スカイウォーク、ガラス橋、回転レストラン、ゴンドラなど、絶景を存分に楽しむためのさまざまな施設も完備。天文学に興味のある方には、10階のプラネタリウムで開催される宇宙に関する教育ツアーも楽しみのひとつ。遊びと学びを融合させたアトラクションを備えた同タワーには、バリ島の新しい観光アイコンとして大きな期待が寄せられている。現状は事前予約が必要。雲の上を旅する感覚を楽しみたい方は最新情報を確認して。
