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プルタミナ社長 巨大汚職事件を謝罪

国営石油ガス・プルタミナのサイモン・アロイシウス・マンティリ社長は3月3日、中央ジャカルタの本社で記者会見を開き、同社の子会社トップの巨額汚職事件について謝罪した。サイモン氏は「検察庁の捜査に全面的に協力し、一刻も早く真相を解明して適切な対応をとる」と述べ、苦情を直接受け付けるために個人の携帯番号を公表した。透明性の向上と信頼回復に努めるという。

検察庁は2月下旬、原油や石油精製品の管理における贈賄の疑いで同社の子会社トップを含む9人を逮捕した。容疑者らが2018年から2023年にかけて、国内供給を優先すべき規制に反して高価格の輸入原油を調達したり、低品質の燃料を高品質として販売し、国家に約194兆ルピアの損失を与えたとして捜査を進めている。