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ジャカルタ近郊で気候操作実施 洪水対策で

国家災害対策庁(BNPB)は3月4日から8日の間、ジャカルタ近郊(ジャカルタ、ボゴール、デポック、タンゲラン、ブカシ)で洪水(現地語でバンジール)対策の一環として「気象改変作戦(OMC)」と呼ばれる気候操作の取り組みを行った。具体的には、降水確率が高い対象地域の上空からセスナ機を使って雲に塩(NaCl)の散布を行う。一度の散布で約1トンの塩を高度8000~1万1000フィート上空から散布する。

気象改変作戦はスハルト元大統領の在任中に始められ、タイで行われていた農業目的の人工降雨に倣い、同国から技術支援を受けていた。農業用水の確保や水力発電のために活用されていた気象改変技術(TMC)はやがて、森林火災および洪水対策、国家行事遂行などに活用されるようになった。2011年の東南アジア競技大会(パレンバン)や2022年のG20サミットなどでも前述の気象操作技術が活用された。