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学校無料給食 予算削減の疑いか 汚職撲滅委員会

汚職撲滅委員会(KPK)は3月7日、学校無料給食プログラムで予算が不正に削減されている可能性があるとする報告を受けたと公式声明で発表した。このプログラムでは、本来1食あたり1万ルピアが予算として割り当てられているが、一部の地域では、8000ルピアに減額されている疑いがあるという。

KPKのセトヨ・ブディアント長官は「給食の品質に影響する懸念すべき事態であり、予算の不正使用を防ぐために透明性のある財務管理が必要である」と見解を述べた。

セトヨ氏は、すべての予算とプログラムが国家栄養庁(BGN)に一元化されているため、不正が行われる可能性があることも指摘した。今後の対策としてKPKは、プログラムの実施における透明性と説明責任を確保するため、財政・開発監督庁(BPKP)や会計監査院(BPK)、司法長官事務所を含むさまざまな監督機関と連携して取り組む方針を示した。