インドネシアビジネス必携「駐在ハンドブック2025」発行!配送申込はこちら

無料で参拝できる東南アジア最大級の荘厳なヒンドゥー教寺院

西ジャカルタKalideresのDaan Mogot通りにあるJakarta Murugan寺院は2020年に建設開始され2025年2月に完成したヒンドゥー教寺院。約4000㎡の敷地には、Visera Gopuramと呼ばれる高さ約40mの東南アジア最大級の塔門ラージャ・ゴープラムや、高さ約20mに及ぶムルガ神の像がある。

3階建ての寺院の1階部分は多目的ホールとして利用されており、インドの叙事詩「マハーバーラタ」や「ラーマーヤナ」の物語を描いたジャワ産のチーク材を使った彫刻(gebyok)が飾られている。同スペースは結婚披露宴等にも利用できるが、イベントで提供される料理は動物性食品を含んではならない等の条件がある。2階は礼拝堂として使われており、ヒンドゥー教徒のみが入室できる。3階には特有の色彩で彩られたヒンドゥー教の神々の彫刻が展示されており、寺院に入る前に履物を脱ぐ等のマナーさえ守ればヒンドゥー教徒でなくても見学できる。

同寺院はSHRI Sanathana Dharma Aalayam財団が宗教の壁を越え他宗教団体との協力のもと建設した寺院で、午後1時〜3時30分は無料で一般公開されている。東南アジア最大級のヒンドゥー教寺院の建築美を無料見学できる貴重な機会をお見逃しなく!