5000人突破!ライフネシア公式LINE・登録はこちら

中国EVメーカー、インドネシア市場に本格参入

中国のEVメーカーが、インドネシア市場へ本格的に進出している。中国国内の価格競争と過剰生産を背景に、新たな市場としてインドネシアを選んだ形だ。2021年から2024年にかけて、中国の自動車輸出は約3倍に増加し、インドネシア向け輸出額も32億米ドル倍増した。

中国メーカーは、Wuling、DFSK、BYD、Great Wall Motors、Neta、BAICなどに加え、2025年にはChangan、Xpeng、Geelyなども参入。一部は現地生産を開始したが、大半は完成車(CBU)輸入で販売されている。

政府のEV促進策により、中国車はVAT減税や輸入関税免除の恩恵を受け、市場シェアは2021年の3.4%から2024年に6.4%へ拡大。一方、日本メーカーのシェアは95%から89.3%に縮小。政府は現地生産を求める方針だが、中国メーカーの本格的な生産には時間がかかる見込みだ。