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プルタミナ、廃食用油を原料としたバイオ航空燃料の試験生産を開始

国営石油会社プルタミナの子会社、キラン・プルタミナ・インターナショナル(KPI)は、中部ジャワ州チラチャップの製油所で、廃食用油を原料としたバイオジェット燃料の試験生産を行っている。試験生産は今年3月から開始しており、4月にかけて本格化させる予定だという。初期段階では1日あたり9,000バレルの生産を目指しており、使用する廃食用油は約270バレルになる。

将来的には、この燃料を航空燃料に関して厳しい規制を有するシンガポールやマレーシアなど近隣諸国のルートを運航する航空会社へ販売する予定だとしており、Pelita Airが最初に利用する航空会社となる見込み。

これまで廃食用油はシンガポールに輸出されていたが、KPIは今後国内での利用を促進するため、政府に規制や支援を求めている。