大手タクシー会社PT Blue Birdは、2025年末までにEVタクシーを1,000台に増やす計画を発表した。現在のEVタクシー台数400台に、600台を追加導入し、2030年までにEV比率を全体の10%に引き上げる方針だ。これは、昨年参入したベトナムのタクシー会社Xanh SMとの競争激化を受けたものとみられる。Xanh SMは、VinFast製EVタクシー1,000台を導入予定で、国内に最大10万基の充電ステーションを設置する計画を進めている。
インドネシアではEVの普及が進み、2024年のEV販売台数は前年の17,051台から43,188台へと急増し、新車販売の5%を占めた。中国メーカーの低価格EV投入が市場拡大の要因とされ、WulingやBYDに続き、2025年にはXpengなどの中国ブランドも参入。タクシー業界のEV化が加速する中、充電インフラの整備が今後の課題となりそうだ。