米エクソンモービルのインドネシア子会社ExxonMobil Cepu Limitedは、東ジャワ・チェプ鉱区のバニュ・ウリップ油田において、2025年末までに5つの井戸の掘削を完了する予定だ。昨年すでに2つの井戸が稼働しており、これにより計7つの井戸の掘削計画が完了する見込みだ。
エクソンモービルのヌルディン副社長によると、新たに掘削されるのはカーボネート岩層の3つの井戸と、砕屑岩層の2つの井戸で、2026年に本格的な生産が開始される予定だ。昨年掘削された2つの井戸は日量14,000バレルを生産しており、現在チェプ鉱区全体では日量155,000バレルの原油を生産している。これはインドネシア国内生産の約25%に相当する。政府は2030年までに原油生産量を100万バレル超に回復させる計画だが、2024年の実際の生産量は約58万バレルにとどまった。