米国発の食品・飲料の保存容器ブランドのタッパーウェアは、33年間続けてきたインドネシアでの事業を今年1月31日をもって正式に終了した。インドネシアで多くの家庭で親しまれてきた同ブランドは、親会社のグローバル戦略に基づき、多くの国での事業活動を停止する方針を採用し、その一環として今回の決定に至ったという。
タッパーウェア社は、家庭での大切な時間を共有することで同社製品を単なる製品以上の存在にしてくれたとして、これまで支えてくれたインドネシアの消費者に対して感謝の意を表した。タッパーウェアの米国本社は昨年9月に破産を申請しており、経営陣によると継続的な損失がその理由だとしている。