【5/20-21】ビジネスパーソン交流会開催 詳細はこちら

武装犯罪集団が金採掘者15人を殺害 山岳パプア州

山岳パプア州ヤフギモ県の金採掘所で、4月6日から7日にかけて武装犯罪集団(KKB)による襲撃事件が発生し、採掘者15人が殺害された。事件現場は広範囲にわたり、遺体は7カ所に分散して発見された。事件当時、他の採掘者35人が逃げ延びることができたが、現在も4人が行方不明となっている。

また、民間人の夫婦2人が人質にされたが、同月13日、国軍と国家警察の合同チームが実施するパプア地域の平和維持活動「カルテンツ平和作戦」のタスクフォースにより、ヘリコプターで無事救助された。2人の命に別状はないという。

難を逃れた採掘者の証言によれば、武装集団は突然現れ、銃やナイフを用いて襲撃を行ったとされている。被害者のうち12人の身元は確認されたが、残る3人については現在も確認作業が進められている。国軍と警察の合同チームは、住民に金採掘所への立ち入りを禁止するとともに、犯人の行方を追っている。