インドネシア空軍(TNI AU)と米空軍(USAF)は21日、ジャカルタ東部で合同訓練を実施した。訓練内容は、緊急着陸帯照明(Emergency Airfield Lighting)の設置など、緊急事態への対応能力強化が目的である。
TNI AU広報部長のニョマン准将は発表で、この訓練は自然災害や軍事作戦発生時の緊急対応能力を高めるために行われたと説明した。緊急着陸帯照明は、被災地などインフラが乏しい場所でも航空機の安全な離着陸を可能にする。
訓練では、両軍が様々な手法を用いて照明設置手順を相互に協力して実施した。ニョマン准将は、この訓練を通じてインドネシア空軍の適応力と国家防衛能力の向上、そして日米間の軍事協力強化に繋がると期待を示した。